GUAM諸国経済セミナーにアサノ不燃が行って来ました
2019年3月20日(水)国連大学本部で開催のGUAM諸国経済セミナーにアサノ不燃が行って来ました。
国連工業開発機関(UNIDO)東京事務所と外務省の主催で渋谷の国際連合大学本部、エリザベス・ローズ国際会議場にてGUAM諸国(ジョージア、ウクライナ、アゼルバイジャン、モルドバの頭文字を取ってGUAM諸国と呼ばれている)の実務家・専門家が招かれセミナーが開催された。民主化の促進と安定的な経済発展等を目的とした地域機構でGUAMの枠組みでは、経済・貿易、エネルギー、運輸、観光、等8つの分野別ワーキング・グループ会合が定期的に開催されており、加盟国間の統合を深化させる為の努力が続けられており、今回は日本貿易振興機構(JETRO)及びロシアNIS貿易会(ROTOBO)の協力を得て開催された。GUAM諸国は大きく分けて一人当たりGDPが4,000ドルを超えるジョージアとアゼルバイジャンと2,000ドル代中頃のウクライナとモルドバに分けて考えられる。ジョージアは民主化。市場経済化及び腐敗・汚職撲滅により近年、ビジネス環境が向上しており、世界銀行の「Doing business 2018」ランキングでは第9位となった。アゼルバイジャンは石油・天然ガスの産出国と言う強みを持ちながら、近年は産業多角化をめざして海外からの投資誘致に力を入れており、日本との間には貨物直行便が就航している。ウクライナは豊かな黒土地帯をもつ農業国だが航空宇宙産業等の工業力も強く、近年は、IT分野でも注目を集めています。モルドバは人口355万人で面積は関東地方程度で日本には電気機器、敷物類、ワイン、等が輸出されている。スピーカーの方々の熱い講演を聞く事が出来てGUAM諸国の未来が明るいものと確信した。 (ロミー)