木造 耐震・耐火シェルター グラセーフ
家屋の倒壊や地震、火災から生命を守る1時間耐火の木造シェルター
○「グラセーフ」 3つの特⻑
1.耐震性: 阪神淡路・東⽇本・熊本の地震動を再現した実験でも倒壊しないことが確認された耐震性
2.耐⽕性: 独自の不燃処理技術「セルフネン」技術を⽤いて、1000℃での1時間耐⽕を確保
3.不燃性: 炎に強いだけでなく「燃えない、煙や有害なガスを出さない」ことで⽊造住居密集地でも周辺への延焼を防⽌
※東京都中⼩企業振興公社「先進的防災技術実⽤化⽀援事業」による助成事業に指定
○「グラセーフ」 誕⽣の背景
名称の由来は、⽇本古来の防災対策の知恵=堅牢な「蔵」 +「Safe(安全な)」からの造語。大震災や火災に加え、近年、台風被害や土砂崩れなども多発し、防災への意識は高まっています。独⾃の⽊材不燃化技術をビジネスとする当社として、⾃社の技術を活⽤しながら<⼈々の貴重な命や財産を守る⼿助けという社会貢献の⽅法はないものか? >との使命感から開発を思い⽴ったのが、この「グラセーフ」です。
○耐震・振動実験
「過去におこった3つの大地震(東日本大震災・阪神淡路大震災・熊本地震)の再動実験を行いました。(国立研究開発法人 土木研究所にて)
「グラセーフ」を三次元大型振動台に載せ、実際の地震波を再現しました。振動台の底盤と「グラセーフ」の屋根部に加速度変換機を固定して、振動中の加速度データを収録した結果、加振台と「グラセーフ」の変位波形の相関関数が非常に類似しており、 亀裂や損傷もないことが確認されました。マグニチュード7の直下型地震《阪神淡路大震災》や未曾有の大地震《東日本大震災》、長期振動《熊本地震》 そのいずれにも耐え抜く、高い耐震性能があることが立証されました。
○耐⽕(1時間)性能試験
ISO基準による加熱試験で外部温度が1000℃に達しても、室内側温度は外気温に対して最高でも+4.2℃の上昇で収まり (+0℃となる仕様変更も可能)、グラセーフ内の生命や財産を1000℃の炎から安全に守ることができる耐火性能を実証しました。
○キーテクノロジー:セルフネン技術=延焼せず煙や有害ガスを抑える新技術
セルフネン(CELL+FUNEN)とは植物資源であるCelluloseと不燃化技術Funenを組み合わせた造語です。⽊材にホウ酸などを⽤いた「セルフネン液」を特殊技術により含浸。⽊材の⾵合いはそのままに、延焼せず、有毒ガスを出さないという「燃えない」⽊材を開発しました。
○「グラセーフ」商品仕様
⼨法:外部(幅2,900×奥⾏2,155×⾼さ2,315)内部(幅2,570×奥⾏1,820×⾼さ2,010) mm
本体重量 :約2.5〜3.0t
耐⽕構造部:外部 厚25mm国産スギ積層材を不燃処理し、2枚を重ねて50mmの1時間耐⽕被覆層として使⽤
※セミオーダーのため、⼨法など⾃由な仕様が可能です。
※改良のため予告なく仕様・サイズなどが変更される場合がございます。
○オプション(内装および設備)
間仕切り壁・棚、 仕上げ壁:「セルフネン⽊ぬり壁」「セルフネン和紙」
下地:厚9mm⽯膏ボード等 床:不燃処理畳、カーペット等
換気:下部より吸排気
電気・照明:⾮常⽤バッテリー、LED照明、
簡易トイレ 本体防⽔仕様 踏み台・椅⼦兼⽤の収納箱
○セールスポイント
●既存の部屋の床を撤去して、家屋と分離して設置するため、地震時に既存家屋の強度に影響しません。
●本体家屋に居住されながらの工事が可能です。
●外部に設置も可能です。
●不燃処理の薬剤効果として、防腐・防虫・防カビ性能も備えています。
●大きさは和室6畳間(規格品)ですが、お部屋に最適なサイズにセミオーダー可能です。
●木造密集地域における周囲への大規模延焼の防止に貢献します。
設置解説図
標準断⾯・平⾯図
○「グラセーフ」 のお取り扱いについて
●全国の地域ごとに、弊社が取り扱う製品の施工販売をしていただく「セルフネン事業推進者」を募集しています。
詳細はこちら「セルフネン事業推進スキーム」をご覧ください。
●「セルフネン事業推進者」は、グラセーフ施工販売事業とセルフネン商品販売事業を実施いただきます。お気軽に弊社にお問い合わせください。
災害対策や脱炭素化社会の実現に貢献しながら、新たな消費者ニーズに応えて収益アップと顧客満⾜につながります。