防災不燃木材セミナーで難燃処理木質建材のAQ認証とSDG’s/ESG投資の講演を拝聴

防災不燃木材セミナーで難燃処理木質建材のAQ認証とSDG’s/ESG投資の講演を拝聴

弊社の真柄専務が副会長を務める防災不燃木材連絡協議会主催のセミナー「防災不燃木材セミナー」が2018年10月26日(金)14:00~ナイス㈱本社2階会議室にて開催されました。参加者は会員を中心に約30名程でした。

難燃処理木質建材のAQ認証

 第一部は(公財)日本住宅・木材技術センターの佐野敦子様を講師にお招きして「難燃処理木質建材のAQ認証」と題して2時間のご講演を拝聴しました。この認証制度は都市防災不燃化協会が推し進めて来ました「推奨不燃木材認証」とかぶる部分も多い制度ですが、まだ細部は固まっていない様なので良い協力関係を構築して、より安心安全な製品が市場に出る様な仕組み作りが期待されます。いよいよ国としても本格的に「難燃処理木質建材」の品質性能確認に動き出した感は有りますが、国土交通省の大臣認定「不燃材料」認定との違い等も問われて来ると思われます。

 

SDG’SスコアとESG投資

第二部では㈱テクノファ技術顧問の平田耕一様を講師にお招きして「動き出したーSDG’sスコアとESG投資で変わるービジネスの潮流」~置いてきぼり負け組からの脱却~と題して約40分間のご講演を拝聴しました。国連の提唱した17の「新しい持続可能な開発目標」(SDG’s)がESG投資(Environment,環境/Social,社会/Governance,企業統治の頭文字を合わせた造語)の判断材料に使われ始め、昨今では各社新聞紙面でも見かける回数が増えて来ています。欧米に比べ日本企業は国連関与が不得意と言われているが、いよいよ日本でも世界最大の機関投資家GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が本格的に動き出して「社会的な課題解決が事業機会と投資機会を生む」と言う考え方が顕著になって来ている。この様な流れをビジネスチャンスと捉えてSDG’sを前向きに捉える事の大切さが力説された。

 

 

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