書家 根本 知氏の喫茶・ギャラリー・サロン東依(とうい)の和紙壁紙を不燃処理しました
書家であり、博士(書道学)でもある根本知氏は、2024年の大河ドラマ「光る君へ」の題字を手掛けられています。「光る君へ」の題字制作の過程で生まれた書き損じ800枚の半紙を溶かし込んだ、手漉き越前和紙が美しい不燃の和紙壁紙と生まれ変わりました。

近づいて見ると、ところどころに書き損じの墨の跡(点)が見られ、サステナブルであり、心にしみる味わいのある壁紙となっています。
不燃和紙が施工された個室や喫茶室の壁面


この場所は、もともとお酒の販売会社倉庫だった建物があり、今回、フルリノベーションを実施。柱や下地をそのまま活かす内装になっており、木下地の雰囲気を残しながら不燃和紙が貼られています。長野県安曇野から表具屋さんにお越しいただき、施工をご担当いただいたとのこと。


設計 :STUDIO ZOMO
和紙施工 :御表具 田(長野県安曇野)
使用和紙 :越前和紙(伝統工芸士 村田菜穂氏作)
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セルフネン不燃和紙
